AIと一緒に小説を書いてみよう

最近暇すぎて、小説を書き始めたyukiです。もちろん就活もしてますけどね。。。

小説の執筆、最初は自信満々でね、まあ、舐めていた節はありました。もともと読書は好きだし、何とかなるだろうと。アイデアが降りてきたのでここぞとばかりに書いてみたんです。

語彙力のなさを自覚する最初の作品

いざ書いてみるとねー。言葉が出てこない。風景や人物の描写が難しい。地の文(文章や語り物などの、会話以外の説明や叙述)ってやつですか。文庫本とか何気なく読んで(評論家を気取ったりもし)ましたが、書いてみて初めて分かる小説家の凄さ。

ヒイヒイ言いながら最初に完成した作品がこちら。クリックしてみな。(小説家になろうに)飛ぶぞ。

遮られる解説者、Aさん

地の文、ほぼなし。

地の文書きたくなさすぎて会話ばっかりの台本みたいになりました。会話の部分はYouTubeなど動画サイトからパクっ…勉強させてもらってなんとかなりました。

あとね、これは俺のアイデアがそうなる運命にあった気もしますが、地の文がないと全体の文字数が少なくなりますねー。これで約1400文字です。文字数が多ければいいってのは違うと思いますが、それでも文庫本が約10万字ってのを聞くとねー。地の文で、語彙力で、物語に厚みが出るんだろうなと感じますね。でも、実際どうなんでしょうね、俺なんかは文字数増やそうと頑張りますけど、小説家は特に気張ることなくたくさん書けるのかしら。

幸いなことに、お一方から評価を頂けまして、とっても嬉しかったです。

AI(Gemini)を活用する

本題。いつまでも地の文から目を背けているわけにもいかないので、AIの力を借りることにしました。早速完成した作品を貼っておきます。最初に言っておくと、AIがこしらえた文章をそのまま採用、、、といった完成度の高い文章は出来上がりませんでした。

がっこーサボった日の思い出

改めて今回、AIには一部の地の文を書いてもらいました。まあ、結果的にはアイデア出しに留まった感じです。AIに地の文を注文すると、こんな感じに。

Q:バニラアイスを美味しそうに描写して 
A:
 真っ白な雪のように滑らかなバニラアイス。スプーンですくうと、ふんわりと軽い感触で、まるで雲を掴んでいるような感覚です。口に運ぶと、優しい甘さが広がり、ミルクの濃厚な味わいが舌を包み込みます。 アイスの冷たさと舌の温かさで、絶妙な温度差が生まれます。溶けていくアイスは、まるで絹のような滑らかさで、喉を優しく通り過ぎていきます。 バニラアイスのシンプルな味わいは、他のどんな食材とも相性抜群です。チョコレートソースをかければ、甘さに深みが増します。フルーツを添えれば、酸味が加わって爽やかな味わいになります。 暑い夏の日には、冷たいバニラアイスで涼を感じることができます。寒い冬の日には、温かい部屋で食べるバニラアイスは格別です。 バニラアイスは、いつでもどこでも楽しめる、誰もが大好きなデザートです。その美味しさを言葉で表現するのは難しいですが、一口食べれば、誰もがその魅力に虜になるはずです。

ふーむ。金鉱山にダイナマイトを設置してドカーンと。金がそこかしこに散らばってそうですね。この調子で描写したいものに寄せていきます。

Q:同様に、バニラアイスの上にかき氷とシロップ代わりのラムネをかけたものを描写して
A:
真っ白な雪原に降り積もった粉雪のような、ふわふわのかき氷。その上に、太陽の光を反射して輝く、宝石のようなバニラアイスが鎮座しています。

かき氷の優しい甘さと、ラムネの爽やかな酸味が織り成すハーモニーは、まるで夏の夕立のような清涼感を与えてくれます。スプーンですくうと、ふわふわのかき氷と、滑らかなバニラアイスが混ざり合い、口の中でとろけるような食感を楽しめます。

ラムネの弾けるような炭酸が、味覚と嗅覚を刺激し、さらに食欲をそそります。かき氷の冷たさと、バニラアイスの甘さが絶妙なバランスで調和し、暑い日でも最後まで飽きることなく味わえます。

夏の暑さで疲れた体を、優しく癒し、リフレッシュさせてくれる、かき氷とバニラアイスの夢のコラボレーション。一口食べれば、誰でもその魅力に虜になるはずです。

本文のうち、上記のやり取りで生まれた文章がこちら。

バニラアイスはモクモクと湧き上がる入道雲を思わせる氷の中に包まれており、まるで雲の中に隠された宝石のようだった。花より団子を選ぶダイチは、そんなことはお構いなしにシロップ代わりのラムネをかけると、スプーンでぐしゃぐしゃと混ぜて口に流し込んだ。キーンと脳天を貫く痛みと共にラムネが喉を刺激する。

バニラアイスを宝石と例える案は採用。対して、かき氷を雪とするのは季節感が崩れるので夏らしい入道雲に。っていうアイデアはこうしたAIの回答があってこそのもの。

もう一つ実例を挙げます。

Q:砂浜から見る夏の海から見える景色を描写して
A:
真夏の太陽が降り注ぐ砂浜に立ち、目を向けると、どこまでも続く青い海が広がっています。水平線は空と海を溶け込ませ、どこまでも続く青の世界を描き出しています。

波は穏やかに岸辺を打ち寄せ、白い泡が砂浜にレース模様を描きます。波の音は心地よいリズムを刻み、心を落ち着かせてくれます。

海の中には、色とりどりの魚が泳ぎ、珊瑚礁が鮮やかに輝いています。太陽の光が水面に反射し、キラキラと輝く様子は、まるで宝石箱のようです。

遠くに見えるヨットは、白い帆を風になびかせ、優雅に海を進んでいます。海鳥の群れが空を飛び、自由な姿を見せています。

砂浜には、海水浴を楽しむ人々が笑顔で溢れています。子供たちは水遊びに夢中になり、大人たちは日傘の下で涼んでいます。

夏の海は、生命力に満ち溢れ、見る者を魅了する美しさを持っています。その景色は、見る人の心に深い感動を与えてくれます。

今度は箇条書きのようにポンポンと提示してくれました。本文中ではこのように生かされています。

ダイチは何を見るともなしに目を開けていた。肌には太陽の温かさと潮風の心地よさを、耳には子供たちがはしゃぐ声と波の音を感じながら。

短い文章なんですけどね。無い知恵絞るよりはAIに例示してもらって、それを足掛かりに考えていく方が書きやすいと感じました。文字数は約2200文字と微増。地の文を意識すると文字数は増えるようです。

まとめ~AIと肩を組みながら~

しばらくはこんな感じで執筆していこうと考えています。AI、小説界隈でも色々言われていますよねー。俺は面白ければ何でもいいです。AI小説といえばカモメさんとか凄いっすよね。あとソフバン社員で副業として小説書いてる方。自分でAI作っちゃうんだもんなー。

以上です。AIとは仲良くやっていきたいですね。それではごきげんよう。

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